どーも、就労移行支援事業所テレワーカーズ柏のサービス管理責任者(以下サビ管)
❝てるぱん❞こと中野光昭(なかのてるあき)です。
勤怠の安定、そして就業継続に資する発信力・理解力・質問力・マナー・モラル・セキュリティ意識の獲得などが企業経験等豊富なスタッフ陣により見極められ、チャレンジングの合議がなされれば、いよいよ本格的な面接練習が始まるのが、わがテレワーカーズ柏。
訓練を経て就労されたメンバーが口をそろえて言うのが、
「実際の面接よりも練習の方がキツイ!!
(あくまで個人の感想であり、科学的根拠はありませんw)」
企業に対して自分の障害特性やパーソナリティの特性などを正直かつ客観的に説明し、それに対する自身の対処法と求める配慮事項を主体的に発信することが、障害をオープンにして相互に安心して働くためのデフォルトです。
ですので、「障害そのもの」と「自分がなぜ働きたいのか!」をいやおうなしに向き合うことになります!
障害の受容、自分自身への内なる偏見、スティグマ(烙印)との闘い、隠さざるを得なかった過去、そんなサムシングとぶつかりながら、葛藤を重ね、本当の意味の自己理解をその人なりに深めていきます。
そりゃあキツイです。
単純なテクニック論や表面的な適性でのジョブマッチングは一過性の成果しか生みません。
長続きしないということです。
仕事上、働き続ける上で必要な工夫や客観的な自分の特性上の弱みと強み、そんなものを理解していくにつれ、メンバーさんの口調が、表情が、そして語る内容が変化してきます。
就労動機付けってやつがしっかりするわけですね。
つい最近の面接練習では、自分が病気や障害を得た当時にどのような心境や状況であり、今ようやく、自分がどうして働きたいのか、整理し語り始めたメンバーの姿を見て、面接担当のスタッフ(代表)は涙をこらえきれていなかったようです!!
その方の「勇気」と「決意」と「思い」が伝わっての涙でした。
人生支援、その覚悟をメンバーや企業と共にお約束しているのがテレワーカーズ柏。
長くマッチングした企業で活躍し続けて欲しい!そんな願いが信念となり、代表の涙となるのですね!
ソーシャルワークの根源は「熱い胸と冷たい頭」を持つこと。
それではまた次回(^^)/