どーも、就労移行支援事業所テレワーカーズ柏のサービス管理責任者(以下サビ管)
❝てるぱん❞こと中野光昭(なかのてるあき)です。
最近自問自答してることがあります。いや、元来「なんとかなるさ〜」
で生きてきた私にとってはずーっと対峙し続けてる言葉、
それは、エビデンス。
精神科医療福祉に携わってた頃は、EBM(エビデンス・ベースド・メディスン)根拠のあるデータに基づく治療なんて言われ続けてましたし、
最近では、EBPM(エビデンス・ベースド・ポリシー・メイキング)合理的根拠に基づく政策立案なんて言葉が行政の自治体運営などで盛んに叫ばれてます。
テレワーカーズ柏の訓練の中にも、振り返りや自己理解、発信の場面で、行動や発言に関して、事実(ファクト)に着目し、目的意識や、論理的な事由を示すことが、職場で互いの信頼を築く上で最重要だ、と体感してもらい、メンバーさんの地力にすべく、エビデンスは?という意味合いの投げかけをします。
それ自体はフル在宅テレワーカーとして特に必要な職業人姿勢として、わたくししっかり腹落ちしてるのですが、個人の動機付けとして時に
「オレの勘じゃダメ?」
「とりあえず石橋叩いて分析して橋壊すより渡ってしまおう!」
とダボハゼ的な(手段を選ばずガツガツ行くこと:ハゼ類は口が大きくとりあえずパクつくからその様から転じて)思いがどうにも心地良いことがあります😅
根拠無き行動力は、言ってしまえばハイリスクハイリターン。
そんな酔狂な人雇ったら、その会社もハイリスクハイリターン。
安定的発展とは程遠い。
ですが、いくら分析してデータを蓄積して根拠、エビデンスをこしらえたとしても、
動かなきゃーなんの意味もない。それもまた真実。
要するに、エビデンスはただの手段、結局行動する自らの意志や覚悟を示さなきゃ、設計図ばかり上手くなって、実際のビルディングは建てられないってこと。
世の中、水戸黄門の印籠みたいにエビデンスばかりうたってますが、
エビデンスの土台はやっぱり、やる気なんじゃねぇの〜、って思う今日この頃。
みなさんの働きたいという意志にのっかって応援するのが我々なんだなぁ。
それではまた次回(^^)/