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てるぱんのサビ管徒然日記#48 「集中と弛緩!」の巻

どーも、就労移行支援事業所テレワーカーズ柏のサービス管理責任者(以下サビ管)

❝てるぱん❞こと中野光昭(なかのてるあき)です。

てるぱんは歴史が好きで、日本史、世界史あまねく当時の人物や文化に人間の営み、社会の意味などをごくごくたま~に思いを馳せることがあります。

さまざまな教訓を得る偉人の言葉なども多くあるのですが、今日はその中からあえて、

明朝末期の元官僚で文筆家、洪自誠の著書「菜根譚」の一節から、はたらく上での姿勢について感じることを、言葉を借りて一言。

そもそも「菜根譚」は357もの短い教訓を編んだ人生の指南書のようなもので、読む人の立場や状況によっていかようにも味わえる、必ず自分の迷いにヒットする言葉があると言われている本です。興味のある方は書店でお探しください。現代語訳もあるようなので。

今日ご紹介したいのは、その中の61「秋殺ありて春生なし」というテーマの項です。

原文の漢文は省略しますが、意味として「学問を志すには厳格な姿勢、慎重な姿勢が不可欠だが、一面ではさっぱりとした淡白な気風も必要だ。つねに緊張や潔癖の一点張りで通すのは、気候に例えるなら晩秋の霜のようだ。学問を収めるには春風のような和やかな雰囲気がどうしても必要だ。そうでなければ万物は育たないではないか」

という解釈が出来る漢文が秋の寒さと春の温かさをベースに書かれています。

てるぱんはこの文章を、「集中と弛緩」のバランス、「ねばならない」のセルフバイアスの除去、失敗を成功のタネと素直にポジティブにとらえるこころのゆとりの大切さ、という常日頃、就労移行支援テレワーカーズ柏でお伝えしている「はたらく姿勢」

につながるなぁ、と味わっています。

もし、興味関心があれば、皆さんなりに味わってみてはいかがでしょうか?

あるいは、自分を整えるための先人の言葉、見つけてみてはいかがでしょうか?

それこそが人間の人間たるメリットですね。数百年前の人の言葉を今の自分に照らし合わせて元気の素に出来るのですから。

時々良い言葉を見つけたらこのブログで紹介していきますね。

それではまた次回(^^)/